潮来会場利用事情 その五
潮来会場利用事情 そ潮来会場利用事情 その五
行方市にある県の施設、鹿行生涯学習センターに問合せをしました。会場の空きを聞いているだけなのに電話で対応した人は、上司に確認すると繰り返し、上司に何を確認するのかと聞いても要領を得ません。
「上司」から電話がかかってきて、何かに反対を前面に出している集まりには貸せないと答えられました。中立性の話もまた出ました。よくよく聞くと私たちに反対する人たち、つまり右翼が来ることも心配しているようです。何かに反対する、ではなく天皇制に反対する集まりには貸せない、と。その判断は天皇制に反対するといった少数派の意見表明の場を奪うことになりませんか、と聞くとそんなつもりはありませんと答えられましたが、私たちにとって結果としては思想・信条、良心や表現の自由が行使出来ない状態となります。
茨城県の県の施設としての生涯学習センターは全て指定管理者によって運営されているそうです。「上司」に確認しましたが、今回の判断は県に相談はしたものの、運営している茨城県教育財団の判断だそうです。
納得出来ないので管轄している茨城県の生涯学習課に電話をしました。応対した人は現場の運営者の判断を強調し県に責任はないとの態度に終始していました。暗に「反対する」と正面から名乗るからこんなことになるんだ、と言われているように感じられ、非常に不愉快でした。
後になって気が付きましたが、鹿行生涯学習センターは今回の育樹祭の主要な行事の一つである「全国緑の少年団活動発表大会」の会場でした。それならまあ、少しは納得出来なくもありません。でもそうは言わずに中立性や何かに反対するところには貸せないと言っていると言うことは、やっぱり天皇制に反対を前面に出すなと言いたいのでしょうか。
次回の学習会はまたホテルを利用することにしましたが、当日の集会をどうしましょうかねえ?